外壁でヒビ割れが生じるのは、仕上げがモルタル塗りやタイル貼りなどの場合で、原因は下地の不良やド塗りの乾燥不足などがほとんどです。木造の場合、建物が揺れるのは当然と見て、その揺れによるヒビの発生を吸収できるようにあらかじめ考慮しておくのがふつうです。いずれにしても二ミリ以上のヒビは雨水の浸入により下地や構造材料を傷めるので、補修を要求すべきです。基礎のひび割れも気になる問題です。「基礎が建物を支える大切な部分である」ことは誰でも知っています。
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そのためか、この部分のヒビ割れに対しては、ほとんどの人が神経質になっています。しかし、基礎はたいていモルタル塗り仕上げをしているので、このモルタルが収縮して入ったヒビならそんなに心配することはありません。これは叩いてみた音で判断できます。軽く浮いた音なら仕上げ部分のヒビで、堅い音の場合には基礎本体にまでヒビが入っていると考えられます。室内の壁のヒビもあります。これは、下地のボードの継ぎ目に発生するケースが大半です。「構造下地や下地のボードの収縮によるもの」や「締めつけが悪く、振動で動揺したこと」などが原因とみられますが、三〇ヵ所もヒビが入ったという相談もありました。この例は敷地が一部盛り土だったために建物が傾斜したことが原因だったようですが、軽微であっても数量が多くなった場合は、隠れた重大な原因も考えられるので注意してください。